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【体験レポート&インタビュー】心を癒すアンティーク宿。ニューオープンした山梨の古民家宿「TOWA」で田舎暮らしを体験!
家族で素敵な思い出をつくりたい。そんな方におすすめしたいのが、築120年の古民家を改築したお宿「TOWA OLD FOLK HOUSE」。
山梨県身延町の山間にオープンしたばかりの宿泊施設です。この地で120年も佇んできた木造の純和風の家屋。
でも、一歩中に入ると、そこはオーナーがコツコツと集めてきたアンティーク雑貨や家具、古道具が並ぶオリジナリティー溢れる空間になっているのです!
普通のお宿とは、ひと味もふた味も違うTOWAでの宿泊体験をレポートします。
TOWA ってどんな宿?
築120年の古民家を改築した1日1組限定の宿泊施設です。
首都圏で写真関連のお仕事をしていたオーナーが、2016年この地に移住して開業しました。
アンティーク雑貨や家具を集め続けていたオーナーが思いを込めてこだわり、つくり上げた空間です。
特徴的なのは、古民家まるごと一棟を1日1組限定で自由に使えるというスタイル。
食材を持ち込み、キッチンを使って自炊したり、庭でBBQしたりすることも可能。
もちろん、食事付プランも用意されています。食事付プランでは、地元の食材を使った家庭料理や、自家栽培の新鮮野菜をいただくことができます。
でも、TOWAの魅力は、普通のバンガローやペンションとは違ったところにあります。
それは、古民家の風合いを保ちつつ、アンティークと合わせた独特の雰囲気ある空間に滞在できること。
それでいながら、かまど炊きのごはんを食べたり、薪で沸かしたお風呂に入ったり、野菜の収穫をしたり、蚊帳の中で眠ったり・・・といった、昔ながらの里山の暮らしも同時に体験できるところにあります。
どうしてこのようなスタイルの宿を?オーナーにお話を聞きました
長年、都内と神奈川県鎌倉市で生活してきたというオーナー。縁もゆかりもなかった山梨県身延町で、どうしてこのような宿をオープンしたのでしょうか?お話を伺いました。
Sympa: どうしてこのようなスタイルのお宿をオープンしたのですか?
オーナー:子供の頃の知人の田舎での原体験があります。何年経っても色褪せない思い出がずっと心の中にあって、いつか田舎暮らしをしたいと思っていました。
田舎暮らしをする中でできる仕事、そして自分が持ち続けている田舎での原体験を他の方にも提供したい、そう考えていくうちに、宿泊施設の経営がベストだという結論になりました。
Sympa:なるほど。田舎暮らしありき、だったんですね。この場所を選んだ理由は?
オーナー:何か所か見て回りましたが、一番フィーリングが合ったことと、前の所有者とのご縁もありこちらを購入するに至りました。特に前所有者とのご縁は、本当にありがたかったです。
地縁がない土地で若い新参者がすんなりと地域に溶け込めたのは、前オーナーさんが一緒に挨拶へ付き添ってくださったり、何かと助けてくれたおかげです。
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Sympa:やはり、田舎暮らしは地域の方々との関係が大事ですか?
オーナー:それはもちろん!この集落は高齢者が多いのですが、我々のような若い年代の者が住んでビジネスを始めることを歓迎してくれました。近隣の方々とは、一緒に酒を飲んだり食材を分けていただいたりと、距離感を大事にしつつも密にお付き合いしています。
Sympa:素敵なお話ですね。オーナーさんは、30代前半ですよね?
オーナー:はい。このあたりだと、私たちの上の年代は、一気に70代です。ここでの暮らしはとても楽しいですが、同年代の友達ができないのだけは悩みです(笑)
Sympa:田舎暮らしに憧れる方は多いと思います。実際に移住して、何が変わりましたか?
オーナー:やっぱり毎日の過ごし方は全然違ってきますよね。街の暮らしとは、もう本当に何もかもが違います。
「体験」「コト」「つながり」を大切にする場所にしたい
Sympa:内装ひとつひとつにこだわりを感じるとても素敵な空間ですが、どんな方々に泊まりに来てもらいたいですか?
オーナー:もちろん誰でもウェルカムなんですが、中でもファミリーにはぜひ来ていただきたいです。野菜収穫や虫獲り、かまどでの炊事など、お子さんにぜひ古き良き日本の暮らしを体験してもらいたいです。
Sympa:うちも子供たちに野菜収穫体験をさせていただき、おおはしゃぎでした!
オーナー:そして、若いグループにもぜひ利用してもらいたいですね。若者は、こんな田舎生活にびっくりするでしょう(笑)
Sympa:そういう意味では、滞在をメインにした宿泊施設になりますよね。
オーナー:そうですね。どこか観光する目的があって、その為の宿泊場所として選ぶという方だと、イメージが違ってくると思います。TOWAに来ることが目的、そんな宿にしていきたいと思っています。
Sympa:メールでのやりとりではなく、「インビテーション」という形で、お手紙を頂いたのはとても印象的でした。食事の希望等のお返事も同封の返信はがきで行うという。
オーナー:デジタル要素はできるだけ排除したいと思っています。Wi-Fi だけは、導入することも検討していますが(苦笑)
Sympa:アナログなやり取りがとても新鮮でした!他には今後どんなプランがありますか?
オーナー:宿として県外の方たちに利用して頂くのが通常の業態ですが、県内の方たちにも楽しんでもらいたいと考えています。具体的には、「集う場」として利用して頂きたいです。毎月8日は、宿泊業はお休みにして、好きなことに使ってもらえる【EIGHT】という企画を予定しています。ギャラリーや演奏会、結婚式・・・・なんでもいいのですが、ひとつ条件は「楽しそうな企画であること」。私たちが、そう思えるならオーケーです!
Sympa:広いスペースと雰囲気ある空間ですから、工夫次第で様々なイベントが出来そうですね!
オーナー:今後、われわれが主催するワークショップやイベントも積極的に開催していく予定です。詳細はホームページの方で告知していきます。
「唯一の場所」であること
実際に宿泊して、ここでしか味わえない雰囲気と体験こそが、TOWA の魅力だと感じました。洗練された高級旅館、都心のラグジュアリーホテル、手軽さが売りのビジネスホテル。宿泊施設の形態は色々とありますが、そのどことも違ったTOWAスタイルです。
感性がバッチリ合えばここで過ごす時間は、この上ない思い出として心に刻まれることでしょう!
施設詳細
【所在地】
山梨県南巨摩群身延町
【アクセス】
・車の方は国道52号線添いで待ち合わせ後、先導してもらえます。
・電車の方は、身延線波高島駅まで迎えに来てもらえます。
【料金】
施設使用料 ¥20,000/日 にプラスして以下の通り。
・素泊まり ¥3,000 /人
・自炊(キッチン貸出)+ 朝食 ¥4,000 /人
・食事提供 ¥7,000 /人
※子供料金は、3歳~小学生 大人の半額(3歳未満は無料、中学生から大人料金)
※ 2泊の場合、2泊目料金のみ 10% OFF, 3泊以上は合計金額の 10% OFF
【問い合わせ】
0556-48-8216 info@oyado-towa.com
【予約】
PCから:yoyaku@oyado-towa.com 携帯から:towa@ymobile.ne.jp
【公式HP】
※ キュレ―ションマガジン「RETRIP」にも紹介記事を掲載しています♪ https://retrip.jp/articles/59244/
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