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パニック障害は芸能人にも多い!その症状とは?私の体験談を元に解説します!
- パニック障害の症状を解説します!芸能人も多くかかるこの病気は最近よく耳にするようになりました。どこも悪くないのに調子が悪い。動悸や人混みに居ると息苦しさを感じ、どうもおかしい。そんな方はもしかしたらそれはパニック障害かもしれません。今回はそんな症状に悩まされている私の体験談を元に以外な症状までご紹介します!
パニック障害を公表している芸能人
いまや100人に3人の割合で発症しているとされるパニック障害。人前に出る仕事で、緊張する場面も多いであろう芸能人も例外ではなく、病気を患った過去を公表している方が沢山います。たとえば・・・
・元シンガーソングライターのYUIさん
・KinKi Kidsの堂本剛さん
・元プロ野球選手の長嶋一茂さん
・美容研究家 IKKOさん
・タレントの安西ひろこさん
などなど、この他にも沢山いらっしゃいます。最近ではアナウンサーを休業中の小林麻耶さんもエレベーターに乗れなくなったり、車が乗れなくなったとブログで明かしているのでおそらくパニック障害に悩まされているのでしょう・・・。
初めてのパニック発作
それはある日突然起こりました。夏の暑い朝、電車に乗って会社に向かう途中、電車が止まってしまったのです。これ自体は私が乗っている路線ではよくあったので、いつもの事だったのですが、この日は電気が落ちてクーラーも止まってしまったのです。
そして誰かが言いまいた「あ~、閉じ込められた」と。
これを聞いた瞬間、「私、閉じ込められてる?」とドキドキしはじめ、満員電車の中で空気が薄くなっていくような息苦しさを感じ、意識が遠のいていきます。
どうしよう・・・焦れば焦るほど、どんどん脈は速くなり足と手の血の気が引いていきます。立っていられなくなり、その場に座り込んでしまいました。
この発作から電車に乗るときは足がすくむようになり、混雑した電車には乗れなくなってしまいました。パニック障害を発症した始まりです。
パニック障害の発作は私のように電車に乗っている時に発症したという方が多い特徴があります。発作が起きると死ぬのではないかという恐怖が襲ってくるのですが、もちろん、それ自体で死ぬことはなく、発作が起きても10分~30分ほどで発作は収まります。
パニック障害の症状
一度パニック発作が起きてしまうと、またあの発作が起こるのではないだろうか?と怖くなってしまうのです。電車以外の場所でも起こるのではないか?
と予期不安が症状をどんどん悪化させ、エレベーターも無理だ。車もだめかも。と不安を感じる場所がどんどん増えていってしまいます。ちょっとした事で動悸を感じやすく、すぐにドキドキしてしまうのも特徴。
パニック障害の方が怖い場所
①乗り物
満員電車はパニック障害にとって鬼門で、遅らせて座っていくとか、空いている各駅停車に乗ってなんとか・・・という感じ。
ただ、座っていても事故などで、停車すると恐怖が襲ってきます。電車の不具合で「1時間閉じ込められた」なんてニュースを見るだけでドキドキします(汗)
電車だけでなく、飛行機、車(特にトンネルで渋滞は最悪)、エレベーターなどとにかく乗り物が苦手。密閉されたどこにも逃げ場がない状況に怖さを感じ、息苦しくなってしまいます。
②人混み
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人混みなんてまったく気にならなかった私。パニック障害になってからはあの人が沢山いて空気が薄い感じがダメになりました。
多くの方がコンサート会場(それでも私はなんとか行っていますが・・・)や繁華街の人混みも恐怖心が沸いて近づくことができなくなってしまう場所なのです。
③束縛された状態になる場所

調子が悪い時には美容院や歯医者さんなど身動きがとれない場所も×。私の場合、美容院は大丈夫ですが、まつげエクステは発症以来行けなくなりました。まぁ、まつエクはしなくても大きな支障はないのでいいですが(笑)
束縛された状況では「トイレに行けない」という事も必要以上に気になり、パニック発作の要因になってしまいます(汗)
人によっては意外な症状も
パニック症状の程度にもよりますし、人にもよりますが、他にも沢山の症状がでてきます。例えば「コーヒーが飲めなくなる」方も多く、小林麻耶さんも倒れてから一切コーヒーが飲めなくなったと明かしています。
また、締め付ける下着も苦手な方が多いよう。私も全くダメで、ワイヤー入りのブラはもちろんワイヤーなしでも締め付け感があると気になり苦しくなります(泣)
安西ひろこさんも言っていましたが、重症になると、家から外出できなくなり、一人で留守番することも不可能になってしまうほどに。
気になったら病院に行こう!

実はこの病気は放置すればするほど悪化するとされています。薬を飲むのも嫌だし・・・と無理をしてしまうと、日常生活に支障が出て、仕事を続けられなくなってしまうことも。
さらにパニック障害の約半数の方はうつ病も併発すると言われています。
そうなる前に適切な診断を受け、克服する道を見つけるのが大事。発作が起きたときに飲む薬を持っているだけで、「発作が起きたらこれを飲めばいい」という安心感が湧き、パニック発作がおこりにくくなるという効果も。
周りの理解も必要
周りに理解してくれる人がいるだけで救われるパニック障害。もし、自分はそうでなくても、周りの同僚や友達、家族にいたらぜひ理解してあげてください。
本人は周りに迷惑かけたくない、変に思われたくないそういう一心で、怖い場所も無理してしまうことがあります。これはこの病気には逆効果。
なぜそんなことが怖いの?ダメなの?と到底理解できないかもしれませんが、暖かい心で気遣ってほしいと思います。けっして「そんなの気にしすぎ」、「考え方がおかしい」などと言わないでくださいね!分かっているんです(泣)
私は現在、生活に支障はないほど良くなりましたが、まだ波がありますし、夏は特にあの蒸し暑さがどうも苦手。これは私に限ったことではなく自律神経が乱れやすい夏の時期は症状が悪化するという方が多いそうです。
夏、以前はかなり好きな季節だったんですが(汗)
前を向いて
正直いうと、自分でも何がそんなに恐怖なのか分からないのが厄介な病気だと思います。今までで普通にできていたことが急に出来なくなる辛さ。これはなった事がある方にしか判らないでしょう。
でも、せっかくの人生楽しまなきゃ!
そう自分に言い聞かせ、これからも無理せずに向き合っていきたいと思います!
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