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地震大国日本で生きて行くために。その時、どうすれば良いのか考えてみよう。
まず初めに先日起きた大阪北部地震の被害に遭われた方、謹んでお見舞申し上げます。余震の不安もまだありますが、どうかこれ以上被害が拡大しない事を切に願っています。
今回は今一度、地震大国日本で生きていくという事を考えてみたいと思います。
大阪北部地震
6月18日午前7時58分頃に大阪で地震が起きた事を通勤途中にインターネットのニュースで知った私。マグニチュードはM6.1でしたが、震源が浅かった為、被害が大きくなっている様子にとてもショックを受けました。
さらに衝撃だったのが通学途中の小学生が亡くなった事。きっと普段通りの道のりだったでしょう。まさか我が子が学校に着く前に亡くなるなんて小学生の子供を持つ親として他人事ではありませんし、親御さんの事を思うと本当に辛いです。
もし、子供達が通学途中に地震がきたらどうするか?危ない所は何処か?家族と連絡が取れなくなったらどするのか?などもう一度見直しておく必要を感じました。
東日本大震災からの地震への恐怖感
2011年3月11日。東日本大震災が起きた時私は妊娠中でした。上の子も小さく、この子を守らなければという思いと、陣痛がきたらどうしよう・・・。という恐怖でいっぱいでした。それぞれ状況は違えど多くの方が同じような又はそれ以上の恐怖を感じた事と思います。
あれから7年が経ちますが、地震という言葉を聞くだけでとても嫌な気持ち(怖く)なります。その時、長男は4歳でしたが、未だに鮮明に覚えている様です。小さいながらにも強烈な記憶だったのでしょう。
さらに被災者の中にはもっと深刻なPTSDと診断されている方も多くいらっしゃると聞いています。家族を失った方、住む場所を失った方など心に大きなダメージを負ったのです。本当に地震なんて起きなくなればいいのに・・・。
日頃から備えておく
とはいえ、日本に住んでいるからには地震がなくなる訳はなく・・・。様々なシチュエーションを考えて備えをしておかなければなりません。
・電車に乗っている時
私が一番気になるのが電車に閉じ込められる事。今回も大阪では3時間半電車に閉じ込められたり、新幹線に5時間閉じ込められるという事象が発生したそうです。しかも通勤時間帯の満員電車で閉じ込められるなんて考えただけで恐ろしい・・・。
どうしても安全を確認するまで、電車は動きませんし、外に出る事も許されません。1時間ぐらいならまだなんとかなりそうですが、3時間以上ともなるとトイレが心配ですよね(汗)絶対トイレに行きたくなる人(私含めて)いるだろうし、その日たまたまお腹の調子が悪かったらどうするのだろうか?など考えだすと止まりません(汗)
ただ、防災グッズにはポンチョ付きの簡易トイレ(携帯用)があるので、最悪の事態の時の為に持っておくと心強いと思います。カバンの大きさにもよるし、常に持ち歩くというのは中々難しいですが(汗)
最低限、普段から心がけておきたい事はトイレを我慢した状態で電車に乗らない、閉じ込められた時の為に飲み物は持ち歩く、携帯の充電はなるべフルにしておく。という所でしょうか。
でも、いざ閉じ込められたらパニックにならず”いつか開く”そう冷静になるしかないのかもしれませんね。
・エレベーターに乗っている時
エレベーターに乗っている時、地震が来たらどうすれば良いでしょうか。電車より狭い空間に閉じ込められたら不安でたまらないですよね(泣)実際に今回の大阪の地震ではエレベーターに閉じ込められたという被害が214件も発生したそうです。
もっとも、2009年9月以降設置されたエレベーターには強い揺れを感知したら、最寄り階で止まる「地震時管制運転装置」が付いてます。でももっと古いエレベーター、沢山ありますよね(汗)この機能がついてないエレベーターでは地震を感じたら咄嗟に全ての行先階ボタンを押すのが有効だそうです。
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では実際に閉じ込められたらどうするか?というと・・・非常ボタンを押して外部に連絡し、助けを待つしかありません(泣)絶対に中から無理やり戸を開けないようにしましょう。
・車に乗っている時
揺れを感じたら、ハザードを点けて左に車を寄せて停めましょう。周りの車は地震に気づいていないかもしれないので、ゆっくり安全を確認しながら運転するのが重要です。
さらに揺れが治まるまで車外に出ず、ラジオなどで情報収集することが勧められています。その後は車を置いて非難することが推奨されています。詳しくはJAFの公式サイトをご覧ください→クルマを運転中に地震が発生したら?
・通学・通勤など道を歩いている時
通学や通勤、買い物など道を歩いているときはどう行動すればよいのでしょうか?丈夫そうな建物に入るというのは広く知られていますが、なかなかそういった建物が近くにない場合が多いと思います。
とにかく崩れそうな壁や建物・看板のある場所から離れます。そしてカバンや上着で頭をガードして、広い公園や広場に避難しましょう。お子さんが居る場合はどこに避難するのか普段から話し合っておきたいですね!
また、通勤途中で駅の構内にいる場合注意したいのが、屋根やライトなどの落下物。頭をガードしておく事が大切です。
このほかにも様々なシュチュエーションがありますが、普段からここで地震がきたら?と考えておくことでいざという時、危険を回避できるかもしれません。私も見直してみたいと思います!
関東大震災はいつくるのか?
はい、いつ来るのかはわかりません(汗)ただし、南関東でM7クラスの地震が今後30年以内に起きる確率は70%という調査結果が出ています。個人的にはこの%ってアテにならない気もしますが、とにかく起こる確率が高いというのは分かります。
さらに東海地震(南海トラフ)はM8~9クラスの地震が30年で70%の確率で起こるという予想がされています。マグニチュードが大きいだけに、相当な被害がでそうですね。
最悪の事態のシミュレーション映像をみると東京が火の海になっているのもありますが、そうならない事を願うしかありません(泣)
因みに・・・地震がなくて安全な国はあるのか?

地震が恐怖の私は本気で地震がない国に住みたい!と思っています。上の写真を見て頂くとわかる通り、日本は地震多発地帯で真っ赤。でもオーストラリアやカナダ・ユーラシア大陸の北部は真っ白です。羨ましい~(泣)実際に世界には地震を体験した事がない人も多くいるそうです。
ただ、住むとなると地震がなくても台風が来るところや治安が悪い所は地震で死ぬ確率は下がっても、他の被害で死ぬ確率が上がるのでダメですね(汗)
下記は2017年度の世界の平和な国ランキングです。(Global Peace Index)
1 Iceland・2 New Zealand・3 Portugal ・4 Austria ・5 Denmark・6 Czech Republic Slovenia・8 Canada・9 Switzerland・10Ireland = 10 Japan ・12Australia
上記の国に地震が少ないという事を加味するとオーストリア、スイスなどのヨーロッパ、カナダ・オーストラリアあたりが有力ですね!もっと具体的に考えると”生活費が安い”などさらに条件が増えるので、ゆっくり何処に住もうか妄想したいと思います!
悲観ばかりではない
地震は怖いですが、悲観ばかりではありません。なんといっても日本の建築技術は世界一と言われるほど。今までの地震からも分かる通り、そう簡単に崩れてはいません。エレベーターだって外国で乗るとガタガタ揺れて怖いですが、日本のエレベーターは揺れないし安心感があります。
万が一の時、どう行動すれば良いのか知識を増やし、必要な対策をして、必要以上に怖がることなく暮らしていきたいですね!
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