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ボーイスカウト(カブスカウト)体験記。そもそも何をしているの?評判は?
ボーイスカウトという活動をご存知ですか?名前を聞いたことあるという人は多いでしょう。子どもの頃、同級生がやっていた!なんていう人もいるかも。
わが家の小学3年生の長男は、現在カブスカウトに所属中です。
スカウトは年齢別の構成で、下記のような編成になっています。
- ビーバースカウト:小学1年生(就学直前の1月から仮入隊できます)~小学2年生
- カブスカウト:小学3年生から5年生
- ボーイスカウト:小学6年生から中学3年生
- ベンチャースカウト:高校生年代
- ローバースカウト:18歳から25歳
なので、ボーイスカウトというのは実は小6から中3の団員のことなんですが、全体的な呼び名としても使われています。
※ボーイとありますが、団によっては女子も活動OK
今回は「うちの子もスカウトに入れてみたいけど、実際どんな感じなんだろう」と、スカウトに興味を持っている方に向けての情報をお送りしたいと思います。
ボーイスカウトってなんの為にあるの?
以下は、公益財団法人 日本ボーイスカウト日本連盟のホームページからの引用です。
ボーイスカウトは、健やかな子どもを育成する世界的な運動です。この運動は、1907年にイギリスのブラウンシー島で行われた小さなキャンプからスタートしました。~中略~
ボーイスカウトと聞くとイメージするのはキャンプやハイキング、そして街頭募金などとよく言われます。ボーイスカウト活動は、野外で、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、それぞれの自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。そのプログラムはバラエティに富んでいて、各年代においても様々です。
そう、活動の目的は「健全な青少年の育成」なんです。上記の説明にもあるように、ボーイスカウトのイメージは野外キャンプや募金活動がパっと浮かぶと思いますが、それはあくまでも自然の中で仲間と協力して自立する力をつけて、社会の役に立つ人材になるための訓練の一環なんですね。
入団理由、うちの場合
わたくし、宇宙飛行士の野口聡一さんのファンなんです!
野口さんの自伝の中で、子供の頃から続けていたボーイスカウト活動が自分の礎になっているというのを読んで「ぜひ我が子にもスカウト活動をさせたい」と思ったんです。
仲間と協業して何かを成し遂げる体験を野外活動を通じて行うことは、リーダーシップやチームワークを学ぶのにすごくいいと感じたんですよね。ボーイスカウトが学校以外の居場所「サードプレイス」になったらいいなという思いもありました。
そんな理由から、近くで活動している団があるかどうかを調べて早速体験入隊をさせました。
その時小4の団員の子は、ポケットに手を突っ込んで整列したわが子の手を取りそっとたしなめてくれました。小5の団員の子はドッヂボールを年下の子に当てる時、痛くないスピードに調整しているのがわかりました。
なんて優しい子たちなんだろう!感激した母は、その場で入団したいと申し出ました(笑)
野口聡一さんがボーイスカウトについて語っているインタビュー動画があるので、こちらもぜひご覧ください。
活動内容や頻度は?
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ボーイスカウトは「団」という単位に分かれていて、居住地域の団に所属するのが一般的です。
スケジュールは、その所属団によって異なります。息子が所属している団は、日曜日の9:00~12:00で月に2~3回ほど。活動内容によっては、解散時間が遅くなることもあります。
活動の内容は実にバラエティ豊か。
ロープの結び方を習ったり小刀を使った工作があったり、焚火を使った野外料理、近場の自然公園へ出かけての釣りや果物狩りなどなど。夏には泊りがけの登山や冬にはスキー合宿もあります。雨の日以外、活動は屋外。「子どもは外で遊ぶのが一番」と思っているので、屋外活動がメインというのも参加させた理由のひとつでした。
カブスカウトの場合は、活動を通して技能を習得したことを団のリーダーと家族が認証するシステムで、規定集「カブブック」に沿って薦めます。
規定の課目を完修すると「進級章」という小さなワッペンが与えられて、制服に縫い付けていきます。(ボーイスカウトの制服は、とにかく色々な種類のワッペンをつけるのが特徴)
子供たちにとっては、この章を入手することがひとつの励みになっているようです。数が増えて袖に縫い付けられなくなると「タスキ」に縫いつけて、身に着ける形になります。その姿は羨望の的!
誰が指導してくれるの?親の関わりはどの程度?
小学1~2年生のビーバー隊は保護者の付き添いが原則ですが、それ以降の年代は子供たちのみで参加。通常は、「隊長」や「デンリーダー」と呼ばれる指導者訓練を受けたボランティアの大人たちが子供たちの指導にあたってくれます。その多くは、自身も子供の頃からずっとスカウトに所属していたという方やスカウトの保護者です。それぞれ普段はお仕事をしていたりする社会人なので、貴重な時間を割いて子供たちの指導にあたってくれています。お忙しい中、本当にありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいです…。
善意で成り立っている活動でもあるので、一般の保護者も年に数回の炊き出しの調理お手伝いや散策の付き添いなど、できる範囲での協力はした方が良いと思います。
費用は?
入会時には登録費と制服購入を合わせた初期費用が2万5千円ほどかかった記憶があります。団によって差があると思いますが、活動費は半期で1万円前後。月々に平均すると、2千円にも満たない額です。キャンプやスキー合宿は別途費用という感じですね。
基本的になるべく最小限の活動費で運営するというポリシーで、高額な活動費がかかるということはありません。
制服は、スカウトショップで購入しました。
1年近くカブスカウト活動をさせてみての感想
取り立てて何かがすごく変わったという印象はありません(笑)
でも、家庭ではさせてあげられないような体験をたくさんした一年間でした。すぐに何かの役に立つというわけではないと思いますが、ひとつひとつ身体で感じたことはきっと彼の成長にとってプラスになることでしょう!
何よりも楽しそうに活動しているので、それが一番ですね。
どこの団もスカウトが増えるのは大歓迎なので、気になる方はまずお試しで体験してみてはいかがですか?
下記の公式サイトで、お近くの団を簡単に探せますよ。
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かつて自分がボーイスカウトに所属していたのは30年以上も前に遡りますがスカウト精神とは程遠いものでした
今の小学校や中学校で行われているイジメの温床がボーイスカウトの中にも根を張り巡らしており少年期において理不尽な
暴力に晒された事を今も鮮明に覚えて
います。それが確かな証拠でもあるように
自分が成人して社会人として仕事に就く時
初めて一緒になる仕事の同僚から以前ボーイスカウトで僕をイジメて暴力を奮って
いた者が反社会的勢力広域指定暴力団に
所属したと聞かされました。
日本ボーイスカウトは度重なる内部での
イジメや暴力事件を隠蔽するのでなく
世間に対しての公表をしっかりと示し
被害者に対して正式な謝罪をすべきである
お辛い体験でしたね。。。