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児童養護施設って?EXILE ATSUSHI や ROLANDも関心を寄せる子ども達の未来


こんにちは。サンパライターNaOです。

子供たちを取り巻く環境や社会問題に関心があり、児童虐待や貧困について過去にもいくつか記事を書きました。

【社会問題】増え続けるあまりにも残酷な子供への虐待事件。私には何ができるんだろう?
7人に1人・・・。日本での「子供の貧困」ってどういうことなんだろう?

虐待を含む様々な事情で、家庭での養育が困難な子どもたちを入所させて養護する施設が児童養護施設です。皆さんも聞いたことあるでしょうし、その役割もご存じかと思います。

しかし私自身がそうなのですが、それ以上の知識がありません。児童養護施設について、調べてみました。

そもそも近所にあるのかしら?

実際にどこにあるのだろう?そもそも近所にあるのかどうかさえ知りません。

Googleで検索したところ、徒歩や自転車で行ける距離にはありませんでしたが、車で20分ほどで行ける距離に1カ所確認できました。

まったく知りませんでした。施設のホームページを見ると、2歳以上の幼児・小学生・中高校生が生活しているようです。

平成28年10月の厚労省 家庭福祉課調べによると、児童養護施設は全国で603カ所あり、27,288人が入所しているというデータがありました。そのうちの59.5%は虐待を受けた子どもだということです。虐待比率の高さに驚きを隠せません……。

子ども達の生活の様子

その施設のホームページを見ると、異年齢の子ども達が6~8人のグループになって生活する本園と地域の住宅で数名の児童と職員が生活するグループホームの2つの形態で福祉事業を行っていました。

現在、国として児童養護施設の「小規模化」による「家庭的養護」を推進しているそうです。具体的には、養護施設内で年代別の子どもを6~8名ほどのグループにしてケアする小規模グループケアを実施する施設が多いようです。

私が児童養護施設と聞いてイメージするのは、保育園の延長のような職員数名に対して大人数の子どもたちの集団生活だったのですが、現在はより家庭での生活に近づけるようきめ細かい養育を進めているんですね。

実際、小規模化によって良いと感じていることとして、次のような子供たちの発言が掲載されていました。(厚生労働省 平成28年度 報告書からの抜粋)

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  • 職員と一緒に食事の準備やおやつ作りができてうれしい
  • リビングやキッチンがあって普通の家みたいでうれしい
  • 節電、節水が大切とわかった
  • 野菜を買いにスーパーに行くと、大きくてびっくりしたり、こんな形だったのかとびっくりした
  • テレビが自由に見られるようになった
  • 進路の相談や学習がしやすくなった

普通の家庭ならばごく当たり前のことばかりで胸が痛みますが、喜んでいる様子がストレートに伝わってきます。確かに、これらは大規模な養育環境だと難しいことかもしれませんね。これらの意見はほんの一部で、他にもたくさんの声が掲載されています。興味を持った方は、厚生労働省 平成28年度 報告書をご覧になってみてください。

養護施設が抱える課題

しかし、すべての施設で小規模化がスムーズに進んでいるわけではありません。

小規模化に必要なのは、職員数の確保と施設の整備です。また職員が確保できたとしても、育成が行き届かなかったり負担が大きかったりするために、離職率が高い現実もあります。

入所者自身の問題としても、高校卒業と同時に退所したあとのケア体制が整っておらず苦労するパターンや大学進学率が一般よりかなり低いため、希望する職に就きにくいといった課題もあります。

解決方法は色々検討されているものの、資金面がネックになる部分も多い。潤沢な資金があればいいのでしょうが、そう簡単に確保できるものではありませんよね……。

有名人の取り組み

色々と調べていく中で、児童虐待や養護が必要な子どもたちに心を痛める有名人の存在を知りました。

例えば、EXILE のATUSHI さん。「法務省矯正支援官」として、全国の刑務所や少年院へ慰問活動を行っています。その活動の中で、少年院に収監されている少年の8割近くが家庭環境に問題があったことを知り、少年たちが犯罪に手を染める以前に自分ができることがないかを考えた結果、2020年の1月にYouTubeチャンネルを開設。そこで得た収入を児童養護施設へ寄付したい、子どもたちのために使いたいと表明しています。

また、「ホストの帝王」として強烈なインパクトでメディアに登場するROLANDも、家庭環境に恵まれなかったホストや客があまりにも多いことに驚いたと語っています。そうして子どもたちの養育環境に関心を抱き、保育園の視察を行った動画を公開。他にも小児がんの子ども達へのチャリティーや少年サッカーのチャリティ―イベントなど、社会貢献活動を積極的にされています。意外でした……。

児童養護と言うテーマに無縁だった人たちが、彼らの活動を通じて様々なことを知っていくきっかけになるかもしれません。ご自身の影響力を理解して、うまく活用されている。素晴らしい取り組みだなと思いました。

わたしには彼らのような影響力も資金力もありませんが、これからも自分にできることはなんだろう?と継続的に考えていきたいと思います。

Photo/PhotoAC,Pixabay

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NaO

IT業界で長年勤務後、結婚~出産を経て、専業ライターへ転身しました!飽くなき好奇心を活かしてWEB媒体を中心に記事を執筆中です。シャイな9歳男子と、頑固な6歳女子の2児の母。自分の人生も子育てもどちらも楽しみたい♡ 欲張って奮闘中。

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